私には子供が二人いるのですが、これから生きていく上で私が「彼らと同年代の頃にこの経験ができていればな・・・」と思えるようなこと、後悔がいくつもあります。
そして、今の自分が子供たちにできることは何か。私自身の後悔や教訓も書こうと思います。
熱中できる趣味(理想はスポーツ・運動)を持て!
私的に一番はこれです。特に「スポーツ・運動は人類最高の発明」と思っていて、これからお伝えする「2」〜「4」にも大いに関係してくる大事なことと思っており、しかも楽しみながらあらゆる面でプラスに作用します。
個人的には以下のメリットがあると思っております(詳しくは別の機会で)。
1.健康的な体になれる。
2.将来社会に出て働く際に重要な非認知能力を育むことができる。
3.目標に向かうプロセスを立てたり、逆算する能力が養われる。
4.目標に向かっている過程を楽しむことができ、毎日がイキイキする。
5.ストレス解消でき、日々の悩みを軽減できる。
6.上記1〜5を楽しみながらできる。
皆さんも周りを見渡してみて、運動経験ある方の方が学校生活や仕事でも上手く行ってるイメージはありませんか?今思えばこれらの経験ができてたからではないかと思うし、様々な書籍でも同様のことが書かれています。
ちなみに私は一応、運動部所属ではありましたが心から楽しんでいたわけでもなく、上の大会に出場する目標もありませんでした。やって後悔したわけではなく様々な学びとメリットも享受できましたが、やはり心から楽しめ、自身もレベルアップしたいと思えるような競技を選ぶべきだった、幼いうちから出会いたかったと思っております。
この体験から、休日は子供たちを色々な公園やアスレチックに連れて行ったり、自然と触れ合ったり、スポーツを促したり、とにかく体を動かすのが好きになるように機会を多く作っています。
よく食べ、よく運動し、よく寝よう!
皆さんも絶対に聞いたことあるでしょう。あらゆる自己啓発を学んできましたが、最後はやはりここに行き着くんですよね。心理なんてとうの昔に発見されているのです。
しかし、「当たり前」と思えることですが、なかなか実践できないですよね。
そして、もちろんそれぞれやりすぎであったり、額面通りに実践すればいいわけではないので、
「食べる」・・・健康的な物を腹八分目等食べすぎない程度に。
しかし時にはお菓子やジャンクフード、砂糖たっぷりの飲み物も交友関係の維
持や、心のリフレッシュとして有効な手段になり得ることも忘れずに。
「運動する」・・・楽しみながら適度にできるもの。
「寝る」・・・子供のうちは最低9時間睡眠を心がける。
これらを心がけており、休日は時々料理をしたり、お菓子も体にいい素材を使ったレシピで作ってみたり、就寝時間は21時前後になるよう促したりしています(運動は先述の通り)。
色々な動きや遊びを経験しよう!
「1」にも共通する部分もありますが、「「スポーツ万能」な子どもの育て方」の著者 小俣よしのぶ氏によれば、
・子どもの頃は「基礎体力運動能力」を養成すること
・「基礎体力運動能力」の養成には遊びのような運動をすること
・子どもの頃は遊びを通じた様々な運動をすることでスポーツ万能の下地を作ること
が大事であると述べております。
(かなり割愛しているので、詳細は本書を読んでいただけると幸いです。)
世界で活躍するアスリートは幼少時代競技一本に全力で取り組んでいたように思え、将来スポーツ選手にするために1つのスポーツ・競技を早いうちから長時間練習することが大切であると思う方が多いと思いますが、専門のスポーツに特化するのは必ずしも早いうちでなくてもいいのではないかと感じました(実際、以外にも著名なアスリートの多くが複数競技を経験しているようです)。
私も子供たちを遊ばせる時には、今まであまり遊んでないような遊具を促したり、新鮮さを極力無くさないよう県内の様々な場所の公園へ連れ出したり、公園で遊ぶ以外にも様々な経験をさせるようにしています。
知識を得ることは楽しい!
私の実体験ですが、中学・高校時代は「勉強はしないといけない」、「しっかり勉強しないと将来仕事ができず社会から孤立する」など考えはあったものの、いざ勉強に手を付けると集中が続かず上の空になったり、難しくて投げ出してました。
ところがそれから20年ほど経った今では読書は好きになり、今から過去の経験や記憶はそのままで肉体や年齢だけ学生時代に戻ったとしたら今よりは勉強に積極的に取り組め、もう少し成績は向上しただろうという自信はあります。
なぜなら高校卒業後にクイズ番組がすごく好きになり、高学歴の芸能人らがズバズバと正解を出す姿がカッコよく、勉強を頑張った世界線を擬似体験できたことで、漠然と勉強を怠ったことへの後悔となぜ頑張れなかったのか考える機会となりました。
なぜ学生時代は勉強を頑張れなかったのか。それは学生時代の勉強に対して当時は無意味に感じていたものが多く「こんな知識どの場面で使うんだろう」と思っていたことで意味のない(と思っていた)ことにやる気を見出せなかったからでした。
しかし、確かに学校で習った知識の大半は社会人になってから使う場面はほとんどなかったものの、思えば仕事をするうえで大事なことは部活、様々な学校イベント、そして勉強を通じて学べていたと思えることがあり、今でも何か行き詰まるようなことや失敗があってもある程度意味づけできたり、教訓と捉えられるようになったためです。
子供たちには様々な物を「どうしてこうなってると思う?」と聞いてみたり、反対に「なんで?」と聞かれたらしっかり答えるようにしています(わからなければ「一緒に調べてみよう」と促しています)。
まとめ
「1」でもお伝えした通り、今回挙げたことは「スポーツ・運動を行う」ことで自ずといい方向に向かって行きます。
我が子には何か好きなスポーツを持ち、交友関係を良好に保てるスキルを身につけ、自立した大人に育っていってほしいと思います。