絶望的な状況から這い上がった人達

「自分は変われない」って思ってませんか?

 「自分は何も才能がない」、「自分はイケメン(美女)ではない」、「もっと身長が高かったら・・・」、「親が金持ちだったら・・・」など自分の境遇を嘆き劣等感を覚えたことはありませんか?

 私は日々感じています(涙)。

 しかし、おそらく(というか確実に)あなたよりはるかに過酷で人生を諦めたくなるような境遇に身を置きながらも万人が羨む成功を手にし、試練を克服した方々がいます。

 きっと読み終わる頃には「自分はまだやれる」、「人生諦めてはもったいない」と思うことでしょう。 

絶望的な状況から這い上がった人達

1.ルカ・モドリッチ

 サッカー・クロアチア代表のMF。スペインの名門・レアル・マドリードに所属し、2018年のロシアW杯ではクロアチアを準優勝に導き、同年その年の世界年間最優秀選手に贈られるバロンドールも受賞するなど世界的な選手ですが、幼少期の母国は紛争状態で、戦時中に最愛の祖父を亡くしました。

 サッカーの才能に恵まれていたとしても戦時中となればそもそもサッカーができなかったり、思う存分集中できる状態ではなかったでしょう。

 そのような状態でここまでの選手になれたのは本当にすごいですよね!

2.野口 英世

 明治〜昭和初期に活躍した細菌学者。1歳半の時に左手に大火傷を負いそのことで小学校ではいじめに遭います。それでも学業は優秀であったため、2度にわたる手術を経て不自由ながらも左手の指が使えるようになったことで医学の素晴らしさを実感し、自らも医学の道を進みます。

 片腕が思うように使えないことやいじめにより精神がすり減らされていた状態から優秀な成績を収め、医者になったことを考えると今までの自分の怠惰が本当に恥ずかしくなります。

3.風間トオル

 数多くの作品に出演しているイケメン俳優にも驚くような過去があります。

 幼少期に両親の離婚後に祖父母宅で生活するも祖父母は年金での収入のみで貧乏生活を送っていたことから満足に食事ができず、道端の草や(なんと!)家にいたカマキリの足を食べたこともあったそうです。

 また、小学生の頃には祖父が認知症になり、深夜徘徊を監視したり、いわゆるヤングケアラーとして生活していたそうです。

 自身が貧困に喘ぐ中でのヤングケアラーは本当に大変だったことは想像に難くありません。

4.宮城大弥

  プロ野球・オリックスの投手。多彩な球種に加え、抜群のコントロールと安定感を武器を持つチームの中心選手であり2023年のWBCにも出場。また、思わず「かわえ〜(可愛い)」と言いたくなるような笑顔と愛嬌もある選手です。

 そんな宮城選手は幼い頃から経済的に厳しい環境で育ち、ユニフォームはつぎはぎだらけ、スパイクにもガムテープを貼るなどし、グローブも数百円のビニール製のものだったそうです。

 そんな中でも徐々に野球の頭角を表しますが、チームメイトから妬まれ、そして前出の通り貧困家庭であったことから嫌がらせを受けたこともあったそうです。

 貧困といじめに苦しめられつつもここまでの選手に慣れたのですから本当にすごいですよね。

 さらにこの経験から2022年には「一般社団法人 宮城大弥基金」を設立し、経済的事情でスポーツを諦めざるをえない選手を支援しています。応援したくなりますよね!

今からでも人生はやり直せる!

 いかがでしょうか?

 今回選んだ4名の選出基準は、「時代」(ネットが発達しておらず情報が得られにくい)と「環境」(貧困家庭や紛争地域の出身、自業自得でないにも関わらず学校や組織内でイジメ被害に遭っていた)です。他にも該当する方がいたかもしれませんが真っ先に頭に浮かんだ方を挙げさせていただきました。 

 このような中で羨望の眼差しを向けられるような結果を収められた方々には本当に頭が上がりません。

 私自身まだ何者でもなく、説得力に欠けるかもしれませんが

  ・自分はまだ未来を選べる立場にある

  ・(他国と比べ)物質的に豊かで平和な時代に生まれてこられてよかった!

  ・(  〃  )まだ安全で、衛生的な国に生まれてこられてよかった!

少なくともこれらのことを思えるようになり、自身の悩みがすごく小さく見え、何だか達成可能のような気がしました。

一緒に頑張りましょう!!

 

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