何かを始めようと決意するも、三日坊主になる前にあれやこれや考えて結局行動できず、三日坊主の方が断然マシだったということを経験された方もいると思います。御多分に洩れず私がそうです。
「とりあえず手動かしてみるか」と小さな一歩を踏み出せるきっかけとなれば幸いです。
情報収集したことが既視感あるものばかりに感じた時
人生に疑問を感じ何かを変えようとした時、行動に移す前に書籍やネットで調べたり、誰かから話を聞いたり相談したりしながら情報収集すると思いますが、慎重になりすぎるあまり、「本当にこの情報だけで大丈夫なのか」、「他の考え方もあるかもしれないから念のため別の情報も確認してみよう」などと多くの情報をインプットすることが目的となり、本来目的達成のための手段でしかなかった情報収集ばかりを行ってしまう罠にハマったことはないでしょうか?私は何度もハマり、実際今でもハマることがあります。振り返った時、そうなってしまう原因は「興味が出てきて深く学びたくなる」か「実は失敗や恥を避けたいがため臆病になり、勉強(情報収集)を口実に行動に移せない」時だったとわかりました。(どうすれば行動に移しやすくなるかは「3」で解説します。)
そして、情報収集する中で実はどの情報も抽象化するとほとんど同じ解決策を示されていることに気が付き、実際多くの書籍や情報発信者もこのことを伝えています。
さらに大事なのは「失敗は必ずする」ので、なるべく若いうち、早いうちに失敗することが大事です。失敗したり悔しい、恥ずかしい思いをしたりしたら記憶に残って勉強になった経験は誰しもあるはずです。情報収集の段階で失敗を避けることも大事ですが、失敗を避けるあまり身動きがとれなければ本末転倒です。
その行動をとって自分の理想をワクワクしながら想像できる時
過去を振り返って、目標ができてやるべきことが鮮明になった時、ワクワクしたり高揚感を覚えた経験はありませんか?「やるべきことを終わらせてから見たいテレビを思いっきり楽しもう!」、「受験が終わったらいっぱい遊ぼう!」、「今これを頑張って望んだ結果が得られれば毎日好きなことができて楽しい未来が待っている!」など人それぞれあるかと思います。
自分の人生を振り返った時、まさにそのような時は色々捗ったり強制的に制限時間(特に自分でコントロールできないような楽しみにしているイベントやテレビ番組の開始時間)が設けられるので比較的手を動かしやすい状態だったと記憶しています。
大きな目標でなくとも、「お昼は何食べようかな?」や「週末何して遊ぼうかな?」など目の前の小さな楽しみでも発動できるので、おすすめです。
「なぜ行動できないか」を書き出して、できない理由を消せたとき
「1」の中で私自身が行動できなくなる原因を書きました。ではどうすれば少しでも手を動かせるようになるのでしょうか。
それは、行動できない理由を正直に紙に書き出したり、パソコンで打ち込んだりして行動の妨げとなっていることを徹底的に炙り出します。
出てきた理由に「何でそう思うのか?」、「何でそうなってしまうのか?」とさらに書き出していくのを繰り返すうちに自分の中にある本当のブレーキがわかるからです。
さらに、「ではどうすれば行動が取れるようになるのか」、「何があれば(無ければ)実行に移せるのか」を考え書き出していき、「これならすぐに出来そうだ!」と思えるところまで繰り返します。
私の場合、人生を豊かにしようとした時も、本ブログを開設した後も「どうやったら、何をやったら・・・」の連続で、手が止まった時もこれをやって、自分が行動起こせるくらいに小さいことから手をつけていき、今でもこの方法で手を動かせる程度まで行動を細分化しています。
また、どんなに小さなことでもいいので、書き出した行動をとれた時はチェックをつけるなり線を引くなりして視覚的にタスクが完了していく様を見届けていると何だかちょっとした充実感も味わえます。
まとめ
限りなく小さな一歩から大きな成果は生まれます。
自分の目標を明確にし、楽しみながら少しづつでも続けていけば知らぬ間に見たことのない景色が待っているはずです。一緒に頑張りましょう!